去る3月24日、湯河原町議会議員選挙が行われました。
投票率は前回2020年の53.92%から今回は54.55%と若干増加しているものの、有権者数が減少しているので投票者数は11,731名から11,245名と486名の減少。今回、思ったほど投票率が上がらなかったことは残念でした。今後、町民が選挙戦に関心が向くような町政が行われ、次回の投票率が上がって来ると、町にも活気が出てくるように思います。
結果は現職10名、元職1名、新人3名の内訳となっており、獲得投票数を見ると現職、新人共に若手が評価されている印象を受けました。
獲得投票数1位は土屋由希子さん。
裁判や町長選など色々あったが彼女のパワーはどこ吹く風で、1227票を獲得。
子育て世代、これからの湯河原町を支えていくだろう世代の期待を感じます。
注目は2位の貴田ふとしさん、942票を獲得。彼は福浦という真鶴に隣接した地区からの久しぶりの出馬で、なんとこの地区の投票率は約7割。期待を背負っての2位当選となりました。
もう1人土屋由希子さんと同じ政党の新人さおとめ智子さんも679票の6位と大健闘。議席に女性が1人増えるのはこれからの町政が少しずつ活発になっていくのではないかと思います。
いずれにしてもニュースに「一般質問が1回以下が半数超え、特にベテラン議員ほど少ない傾向」などと書かれてしまった湯河原町において、現職議員が3名引退、新人3名が当選という新しい風が入って活発な意見交換、誠実な町政が行われることを祈っております。